特別支援教育って何?
「特別支援教育」とは、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。(文部科学省)
これを読むと障害のある子どもたちのための教育のように思えますが、実はそうではないのです。
「特別な支援」といっていますが、そう特別なものでもなく、二小では、すべての先生がすべての学級で行っています。(授業のユニバーサルデザイン化)
例えば…
- わかりやすいように黒板の文字を色分けする。
- 文章だけでなく、写真や図を一緒に提示する。
- 教室の前面をすっきりさせ、学習に集中できるようにしている。
- 黒板の字が見えにくい子どもを前の席にする。
などです。
つまり、子どもたちが学習しやすいよう、わかりやすいよういろいろと考えて授業をしたり、行事の準備をしたりすることです。
それをさらに手厚くやっているのが特別支援学級(にこにこ学級・すくすく学級)だったり、個別に指導している通級教室だったりするのです。
手厚い支援によって、子どもたちは、安心して学習することができ、自信をつけることができます。
授業参観の時など、黒板や掲示物など気をつけて見てください。どこの学級でも、子どもたちが学びやすいように、いろいろと工夫をしていますよ。
学校では、お子様の学びや成長について、教育相談を行っていますので、お気軽にご相談ください。
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