第4回避難訓練(不審者対応)
3学期、今年度最後の避難訓練を実施しました。
これまでは、火事・地震・津波など災害に対しての避難を学んできましたが、今回は不審者対応の避難訓練を実施しました。
火事や地震については、その事象自体には私たちを傷つけようという悪意はありません。
しかし、人が原因となる事件では明確に悪意を持って近寄ってくるケースもあります。
まずは、迫ってきている危機から遠ざかるように避難をするというのは、すべてに共通する避難の原則です。
本日の避難訓練では、子どもたちはよく放送を聞き、先生の指示に従って素早く避難をしていました。
ただ、新聞やニュースを見ても、子どもがあうかもしれない危機は、不審者事案が圧倒的に多いと思われます。
その状況も様々ですので、その都度、適切に判断して行動できるようにしなければなりません。
そういう意味では最も高度な判断と行動力が必要となる避難訓練だったと思います。
また、学校では子どもが不審者事案に巻き込まれないよう、次の2点を指導しています。
・名札は学校内だけでつける(名札は学校に置いて帰る)
・校外では知らない人にあいさつしない
あいさつの判断は難しいですが、地区のよく知っている大人は、むしろ守ってくれる人なので積極的にあいさつするよう指導しています。
ですので、子どもたちを取り巻く大人は、普段から子どもたちに声をかけ、「味方だよ」というメッセージを送り続けることが大切です。
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